夕餉の灯り

そぞ活


日が暮れるのがすっかり早くなりました。

ほのかな朱色が西の空に消えかかる頃、
家々の窓に灯りがともり
夕餉の支度の音が聞こえてきます。


少し寒いな

肩をすぼめて車を降りるとほのかにキンモクセイの香りが漂い、
見上げれば澄んだ夕空に半月が煌煌。

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冬が、近づいています。

若い頃はよかったのですが、歳をとるたび少しずつこたえるようになってきました。

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これからの季節を、ある種の動物は冬眠し、植物は種となってしのぎます。
生命の営みは急減速、世界はモノクロに覆われる。

秋の愁いは、世界と生命のこんなリズムからもたらされていて
深いところでは生命の終わりへの予感がしみ込んでいるのかも知れない。

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別に特別なことじゃないんですよね。

新しい春には次の芽吹きがこの世を満たす。
芽吹かないものは、この世を仲間たちに託す。

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信頼の灯火をあたためながら、ただその時を待つだけです。

って、何書いてんだろ、、、

秋のせいってことで(^^;)

そぞ活
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なかがわ散歩帖

コメント

  1. NACHIKO より:

    こんばんは☆秋を愁う想いって誰の中にもあるんでしょうかね~。春になって新緑の季節にかけてはなんか新しい芽吹きとともにワクワクした想いがあふれてくる感じですが、毎年秋から冬にかけてこの季節になると(特に夕方になると・・)何となくもの哀しいような寂しい気持ちになるのは私だけかなって思ってたんですが・・今日のあっちゃんのブログになんとなく共感してしまいましたよ(^^)でも秋って季節は大好きですけどね♪

    • at より:

      なちこさん、おはようございます。
      そうですよね、冬の終わりに感じる何ともいえない開けて行く感じとは真逆で、、、共感していただけて嬉しいです。
      季節ごとの感覚を受け入れて、たいせつにして楽しみたいですね(^^)

  2. maria より:

    こんばんは.秋は食欲の秋、読書の秋、色々言葉がありますが、物思い、思索の秋っていう面があると思います.澄んだ空が、心を澄ませてしまうのでしょうか.移り変わりを敏感に察してしまうのか…私もNACHIKO様(初めまして、お名前失礼いたします)がおっしゃるとおり、なんともしようないもの寂しさ、を感じます.もの悲しさのなかに、色合いの美しさが際立って見える時期かな、とも思います.芸術の秋、かな;

    • at より:

      mariaさん、ご感想ありがとうございます!
      物思いの秋、思索の秋、まさにそんな感じですね。
      外の色合いも際立つけど、気持ちは内側に入りがち、でしょうか。
      芸術〜〜、しばらくふれてないな(^^;)
      でも確かにそうですね。
      そういえば福岡にフェルメールの絵が来ているんだった!

  3. かおたん より:

    うふふ、なんだか冬に近づく感じって、終わりに近づく感じに確かに似ていますね。。
    静かなイメージ。
    一日にしても一年にしても流れってありますね。
    始まりと終わり。
    でもその終わりがまた始まりに必ず続いていく。。
    時は永遠に続いて行くのでしょうか。

    • at より:

      カレンダーが12月で終わりっていうのはテキトーに決まったんじゃないんでしょうね。やっぱり冬至の頃がひと区切りで、そこからは新しい春、別のサイクルが始まるという感じが、どうしてもしてしまいます。終わりの時は静かに、始まりの時は晴れやかに、そんな自然なリズムで、これからの季節をのりきりたいものですね(^^)