那珂川散歩帖(福岡)

宗像からの照り返し:背振神社(弥永)

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宗像からの照り返し:背振神社(弥永)


那珂川町は南のほうで佐賀県と接しています。
その境にあるのが背振山(せふりさん)。
大なり小なり、その町の風景を象徴する山がどの町にもあるんじゃないかと思いますが、那珂川町の場合、まさにそれは背振山てことになりそうです。


その頂には弁天様を祀った背振神社というお社があるそうで、
いつか行ってみたいと思ってました。

20121119-155020.jpg

ところが、先日訪れた春日神社のすぐ横にあるこのお社も背振神社だったとは!

遠くの山のてっぺんばかり気にしていて、よく通る道沿いにあることに気づいてなかったとは、ほんとに灯台下暗し!(^^;)

20121119-155038.jpg

春日神社と同じく、拝殿+本殿のシンプルな作り。

20121119-155052.jpg

いろいろと現役な様子が伺われます。

20121119-155119.jpg

真新しい絵が納められてるのが印象的。
こういう絵ってどうやって奉納するんでしょう?

20121119-155152.jpg

祀られているのは宗像(むなかた)三女神、すなわち
・多岐理姫命(たぎりびめ)
・市杵嶋姫命(いちきしまひめ)
・多岐都姫命(たぎつひめ)
それと弁財天だそうです。
市杵嶋姫命は弁財天と重なっているパターンが多いそうで、こちらもその例に漏れず。
解説を読むと、宗像三女神のほうが先に祀られていて、そこに弁財天信仰が重なったようです。

あと、山頂の背振神社を上宮として、背振山の向こう側に立派な下宮があるみたい。
そういえば車で通った時見かけたかも・・・

20121119-155204.jpg

佐賀側の下宮を見ると、こちらの背振神社はまことに質素なたたずまい。

それでも、福岡側で暮らす自分たちが背振山へ寄せる思いを象徴してくれているようで、嬉しい気がします。

ところで、宗像の女神サマたちは福岡の宗像大社にお祀りされている神様です。

宗像大社は時に裏伊勢とも呼ばれる著名なお社、
三つの宮で構成されてて、
・海のまん中にある沖ノ島=沖津宮(おきつみや)には田心姫神(多紀理毘売命)が、
・同じく島だけど割と近くの大島にある中津宮(なかつみや)には湍津姫神(多岐都比売命)が、
・そして九州本土(て言うかな?)の宗像市田島の辺津宮(へつみや)には市杵島姫神が、
それぞれ祀られています。
ちなみに、沖津宮からは国宝級のお宝もザクザクで、海の正倉院とも呼ばれるとか(^^;)

晴れた日には背振山頂から玄界灘が遠望されるはずですから、背振山頂の弁天サマ=市杵島姫神は、田島の辺津宮を分祀したような面があったのかも知れません。もちろん勝手な推測ですけど。

でもそんな風に考えると、
宗像大社 > 山頂の背振神社・上宮 > 佐賀側の下宮 & この弥永の背振神社、みたいな神社ネットワークの広がりが、それぞれの場所での思いとともに感じられてくるような気がします。

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コメント

  • ホントにその系列のネットワークが読み取れますね〜!
    神社ってあちこちにあって、いろんなとこで繋がってて。。。
    混乱してくるくらい(笑)
    ホントに人間って信仰好きですね。日本人は特に信心深いですもんね〜!
    奥が深い〜。日本人に興味湧くわ〜(笑)

    by かおたん 2012/11/24 20:13

    • そうそう、何気なく見ているとごちゃごちゃになっちゃいますよね。
      自分も、こうしてあらためて歩いてみて、ようやく系列(?)みたいなものがあるんだなってわかってきました。

      だからどうだ、ってことは全く無いんですけどね〜(^^;)

      神社がたくさん、こんな世の中でも信じる対象が必要とされてるんでしょうか、、、いやこんな世の中だからこそ? ってことなのかなぁ。
      そういうのとも違うような、何なんだろ。

      by at 2012/11/25 20:09

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