雷神さまの細道の関:八龍神社

史跡


那珂川町内、上梶原にある八龍神社を訪ねました。

地元の人以外はあまり通らない場所かと思いますが、
広々とした境内が清々しいお社です。


初めて見かけたとき、こんな大きな神社が町内にあったんだな、と驚いた記憶があります。

社殿はそれほどではないのですが、さっきも書いたとおり境内が広く、
それ以上に不思議な存在感があるんですよね。

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鳥居には八龍神、とあります。

雨を司る神をお祀りし、八雲神社とか八雷神社ともいう、と商工会のサイトに書いてありました。
龍は水神ですから、雨と結びついて雷、雲、というつながりでしょうか。
盆綱引きが八月にあるそうですよ。

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拝殿の正面上に額がありますが、龍らしい跡が見えますね。
この他にもいくつか絵が奉納されていました。

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本殿は建物を保護するためでしょう、周囲に囲いがあって暗くなってしまい、よく見えません。

で、わきからちょっと覗き込んで撮っちゃいました。
なかなか立派な本殿のように見えます。

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拝殿と、別宮全景。

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お隣佐賀県の三瀬村にやはり八龍神社という名の神社があるようで、
そこは綿津見三神と龍田大神を祀っているそうです。
綿津見三神は志賀海神社などでおなじみの海の神ですね。
一方、龍田大神は風の神だそうです。

同じ福岡の黒木にも同名の神社があって、こちらは八種の雷神(やぐさのらいじん)を祀っています。

八種の雷神っていうのは伊邪那美命から生まれて、黄泉の国から逃げ出した伊邪那岐命を追いかけたと伝えられている、ちょっと怖そうな神々です。

ちなみに天神様で知られる菅原道真は、死後、火雷天神となって信仰の対象となったとか。
天神さまっていうのは雷神なんですね。

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広々とした境内に、大きな石が点々と。

ところで、八龍神社の前を通っている県道601号線、
登って行くと離合できない細道になってしまいますが、137号線にぶつかって左に曲がると筑紫野方面に出られます。
知る人ぞ知る、太宰府への迂回路です。

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周囲は広々、上梶原の田園風景が静かに広がっています。

コメント

  1. あっとさん、こんにちは♪
    そちらはほんとに神社が多いですよね!?
    それぞれに意味があって…あっと
    さんの神社散歩、勉強になります。
    こちらの神社は雨を司る神と。。。
    最近は水にまつわる災害も多いので
    龍に守ってもらえますように、、こうした神社の存在は大事にしたいですね。

    • at より:

      けいこさん、こんばんは(^^)
      たくさんコメント、ありがとうございます!

      小さなお社まで含めるとほんとうにたくさんありますね。きっと関東のほうもあると思いますよ(^^)

      神社によって系列みたいなものがあるんだなって、このごろわかってきました。
      神社の名前そのものが同じだったり、祀っている神様が同じだったり、って感じで。
      何を意味しているのかなぁ、、、

  2. 星華 より:

    お久しぶりです!
    この神社は本当に広いですよね~
    そして、背の高い木も結構ありますし。
    中学生の頃は、ここでスケッチをする行事があったので、何度か来ていました(^_^)

    • at より:

      こんばんは、星華さん。
      またのご訪問ありがとう(^0^)/

      スケッチですか〜、確かに良さそうなところですね。神社を描くのもいいし、周囲の景色ものどかで絵になりそう。このあたり、新幹線が延びて交通量が少し変わったかもしれませんね。

  3. かおたん より:

    ふぅーん、同じ名前の神社があるのですね〜。
    八種とか八龍とか、その八の意味を知りたくなったりして。。!
    それにしてもかなり古い本殿ですね〜。
    地域と共にずっとずっと信仰されてきた神社って、きっと人々にとって身近な神様だったのでしょうね〜♪

    • at より:

      私もあんまり意識していなかったんですけど、同じ名前のお社はけっこうあるみたいですね。系列?みたいなのもあるようで、辿って行くとセブン系かローソン系か、みたいのもあるのかも知れません、ってあんまりな例えですけど(^^;)

      うん、本殿の囲いが外されて往時の姿を見せてくれる日がくると嬉しいんですけどね(^^)