暮らしを見守る奥宮の聖帝:平野神社・3(奥宮)

那珂川町からほど近い、大野城市牛頸の平野神社、
立派な樟に迎えられ、さわやかに光射す拝殿と、鮮やかな歴史絵巻満載の絵馬堂を見てけっこう満足♪

ですがその奥に、またひとつ見所が・・・


絵馬堂の左に鳥居があり、扁額の文字が奥の石段へと誘っています。

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行かねばね〜(^^;)

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石段は拝殿や絵馬堂の裏手に回り込むように、上へ上へと続いていき、

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けっこうな高さまで歩かされます。
いえ、好きで登ってるんですが(^^;)

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石段の途中から見下ろしたところ。

右が絵馬堂。真ん中が拝殿で、左が本殿です。
ちょうどこの小山が背後を護っているような格好になっているんですね。

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もうひと息。

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着きました、平野神社奥宮。

祀られているのは仁徳天皇です。
・・・ちょっと意外。

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高き屋に のぼりて見れば 煙たつ 民のかまどは にぎはひにけり

いつの頃からか、広く知られるようになったこの歌、仁徳天皇が詠んだものだったんですね。

仁徳天皇が高台から見下ろすと、町の家々から炊事の煙がたっていなかった。
人々が食べる物すらない貧しい状態なのだと気づいた天皇は、大胆にも三年間免税。
それにより人々は立ち直り、炊事の煙も立ち上るようになった。
年貢をとらなかったため天皇自身の衣類や住まいは荒れ果ててしまったものの、その煙を見た天皇は「自分は既に豊かである」と喜んだ。

民の豊かさ、国の豊かさを自らの豊かさとするなんて、上に立つ人の鑑ですね。アッパレ〜

その後もあるようです。いろんなサイトで紹介されていますが、こちらが丁寧に書いてくださっていました。

話を聞く限りまさに「聖帝」、そう呼ばれるのも納得です。

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民に敬われたからこそ、あの日本最大の前方後円墳、いわゆる仁徳天皇陵(=大仙陵古墳)が築かれたのでしょうか。
調べたらその墓域面積は世界最大、とありました。
・・・世界最大って、すごくないですか? この小さな国で、、、

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御紋が輝いております。

仁徳天皇は応神天皇の子とされていますので、あの神功皇后の孫にあたるんですね。

こんなご近所で「聖帝」にお参りできるとは、、、

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背後にまわると清々しい光がさしていました。

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けっこう登ったような気がしますが、裏手は割とすぐ近くまで民家が迫っています。

ん〜、、、この場所から民のかまどの様子を、今も見守ってくれてるかも知れませんね。
・・・もしかして、また憂いている?

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細かい造りもちょっと気になる設えでした。

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登って来たほうとは反対側に降りてみます。

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降りて出たところにも、奥宮の鳥居がありました。

本殿・拝殿のちょうど裏手に山があり、左右どちらからでもその頂きの奥宮にお参りできる。
自然の地形を生かした天然の神殿といった趣、堂々たるものです。


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コメント

  1. セッポン より:

    仁徳天皇をお祀りしてるんですか、菊のご紋が眩しいですね(^^

    なるほど天然の神殿…
    そういう造りもイイですね~散策も気持ちよさそうです。

    • at より:

      セッポンさん、こんばんは(^^)

      ホント、菊の御紋、鮮やかでした〜。

      もともと神社のある場所って、何か理由があるんでしょうけれど、歴史的な出来事などの故事由来が無い場合は、滝があったり樹があったりとかの自然の地形なんかが拝む対象になったのかも知れない、って思うことがあります。

      ここも背後に小山があって、何となく拝みたくなるような場所だったのかも知れません(^^)

      コメント、どうもありがとうございます♪

  2. かおたん より:

    奥宮、ここですか〜。ひっそりと高台で〜。
    よ〜くみると結構古ぼけた感じはしないですね〜。途中で手をきちんと入れて守ってきてる感がありますね♪
    キラキラの光が射してホントに包まれた空気感が素敵に感じます♪

    国を司る天皇が民のことを一番に考える。できそうでなかなかできることではないですよね〜。
    自分が、でなくみんなが幸せに普通に暮らせることを思う当たり前のことを、みんなが実行できたら現世は神の世界ですね(*^^*)

    人はどこへ向かっているのでしょう?
    歴史から何かを学んで進化できたらいいですね(*^^*)

    • at より:

      うむー、なかなか深いですね〜、
      それができないから現世・人の世、なんでしょうね(^^;)

      この竃の話も半ばは神話みたいなところもあるんでしょうけど、おっしゃるように上に立つ人だけじゃなくて、一人一人の心がけとしてもたいせつですよね。簡単じゃないけど、諦めたり放り投げちゃいけないんだろうなぁ(^^;)

      心を成長、進化させなきゃね(^^)