アンパンマンになる、ということ

九州地方に大雨、と全国的に報じられたため、心配してくださった方からたくさんのお声がけをいただきました。
ありがとうございます。
ということで、まずは今朝の風景を。

朝うとうとしているとき、すごく激しい雨音を聞いたんですよね。

「あー大雨かぁ、散歩無理かな〜、、でも歩かんと一日中調子よくないんだよなー」
って感じで起きたんです。

でも支度をして試しに外に出てみると、あれれ、雨は上がってて、道も半分くらい乾いてるじゃないですか。

あの雨音は何だったの？

・・・どうやら寝ぼけていたようです（^^;）
きっとあれは夜中に聞いた音で、起きたときは時間の感覚がおかしくなっていたんでしょうね。tweetでご心配かけちゃったみなさんごめんなさい。

下は今朝の雲行きです。
雨上がりのどんより空。

夜中の降りは確かに激しかったらしく、庭木の花が散らされてました。
何ていう名前なんだろう、この季節よく見るきれいな花です。
よく見たらつぼみのままのものがたくさん落ちていて、残念。

今朝の那珂川の様子です。
同じ場所の比較がないのでお伝えしづらいですが、水かさは確かに多めでした。
流れも早かった。

ところで、時期が過ぎたからか、大雨の予報で手当したのか、昨日ふれた七夕飾りはきれいに片付けられていました。

なので、「テレビヒーロー or ヒロインになりたい」っていう願いごと以外の短冊があったかどうかは確認できず仕舞い、、、残念。

実はね、ちょっとどうなんだろ、っていう気持ちも湧いたんですよ。
夢を持つにしても、もう少し違う方向のはないのかな、って。

みんながみんな、テレビのヒーローを夢みているってのは、ちょっとどうかと、、、
もちろん子どもたちのせいじゃないですよね。
子どもたちをとりまく環境・状況がそんな風に方向づけてるってことでしょうし。

そんな思いをいじりながら歩いているうちに、「ん、まてよ」と思いました。
アンパンマンになりたい、って書いた子はもしかするとすごい子かもな、って。

書くと長くなっちゃうんでほどほどにしときますけど、アンパンマン、
愛と勇気だけが友達なんですよね。

愛と勇気「だけ」と限定しているところがすごいです。
世間的ななれ合いから身を引き離し、愛と勇気に殉じようとする姿勢を英雄的と言わずして何といいましょう？

自己犠牲を厭わぬ生きかたを、深い問いの中から決然と選ぶアンパンマンのマニフェストは、主題歌の歌詞全体に高らかに謳われています。

→アンパンマン　歌詞（外部サイトへのリンクです。別ウィンドウで開きます）

しかも！　ですよ（ちょっと熱くなってますが）、私はちらっとしかアニメは見たことないんですけど、アンパンマンってやられると顔を取り替えちゃうんでしょ？
これには正直、衝撃を禁じられません。
ヒーローっていうのは普通は唯一なんですよ、戦隊ものみたいにグループになってるとしても。交代要員はいないんです。
でもアンパンマンは、やられたら躊躇無く顔を替える、頭をすげ替える。

頭とりかえたらそれ別人じゃん？　って普通思いません？

でも、交代した後もやっぱりアンパンマンなんです。
顔も頭も、あの熱いハートまでも、アンパンマン！！！
しかもその頭部は、ジャムおじさんがバンバン量産しちゃえる。
これはほかのどんなスーパーヒーローにも無い、アンパンマンだけがもつ特徴です。

・・・これって、最近お騒がせのアレに似てますよね。

アノニマス。

たたいてもつぶしても現れる無名のヒーロー、誰かではあるのだけれど、特定の誰かではない。
（いや、実際のアノニマスはちょっとどうかと思うところもありますけど）。

もし仮に、万が一、あの短冊を書いた子がこういう意味でアンパンマンになりたい、と書いたとしたら、私はもろ手を上げて応援したい (｡+・`ω・´)ｷﾘｯ

「俗世の幸福を退け、人知れず人々に愛を届け、困難に身をさらす・・・そういうパッションに生きることが、僕の夢です！」

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彼の夢が叶うとき、この那珂川町は新たな聖誕の地になるでしょう。