『那珂川散歩帖』にご訪問くださり、どうもありがとうございます。
サイトを運営している那珂川篤人(なかがわ あつひと)通称 “あっと” です。SNSではあっとさん、と呼ばれています。
那珂川市での暮らしは、旧那珂川町に引っ越して以来、すでに20年を数えてます。
那珂川の流れや、脊振山に抱かれた四季折々の田園風景など、たいへんこの土地が気に入っています。
名 前:あっと(那珂川篤人)
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2010年からblogを開始
自営業のかたわら地元を散歩しまくって、このblog『那珂川散歩帖』に記録しています。
blogを始めたのは2010年。
無料blogサービスのfc2を使った最初の記事は、今はなき焼肉食べ放題の店 “ひこバンバン” についてでした。地元で、一定以上の年代のかたは絶対にご存知のはずです(笑)。
→ ひこバンバン情報置き場 那珂川散歩帖(old)
散歩を続けて15年の「そぞリスト」
散歩歴はさらに古く、15年くらい。2004年か、2005年くらいから始めたと思います。
最近は「そぞリスト」と名乗り、散歩(=そぞろ歩き)のプロを目指しています。
どこへ行くかをあまりはっきりと決めないスタイルで、その都度目にとまったことや、頭に浮かんだことをいじるのが好み。
「とりとめのない散歩」から「blogに書き留める」ところまでを「そぞ活」と自分では呼んでいます。
「そぞリスト」も「そぞ活」もわたしの造語ですが、詳しくはプロフィールをご参照ください。
→ そぞリスト”あっと”のプロフィール | 那珂川散歩帖(福岡)
「そぞ活」のスタイル
ヘンな話かも知れませんが、長年散歩を続けていると、「うまくいく散歩」と、そうではない散歩が出てきます。
「“うまくいった散歩”ってなんだよ?」という話ですが、単純に「楽しかった散歩」です。
そこにはいくつかコツみたいなものがあって、超個人的なものなんですが、次に挙げてみます。
- 散歩の目的は決めない
- 散歩の目的地はざっくり決める
- 積極的に脇道にそれる・寄り道する
- 目的地に到着しなくてもよい
- 見慣れたものを無視しない
こんな感じです。
ほかにもあるような気もしますが、思い出した時に書き加えることにして、それぞれ少し触れて見ます。
もし興味をもっていただけたら、読んでみてください。(ご感想もいただけたら嬉しいです。)
散歩の目的は決めない
健康のため、とかリフレッシュのため、といった目的にあまりとらわれないことにしています。そういう「効果」が散歩にあることは間違い無いし、実感としてありがたいといつも感じています。でも、そも「効果」のために歩くより、なんとなく歩きたいから歩く、みたいな感じて続けています。
強いて言えば、歩くことそのものが目的、という感じかもしれません。そのほうが楽しめます。
散歩の目的地はざっくり決める
迷うところでもあるんですが、目的地はいちおう決めたほうが結果がいいようです。
いくあてもなく出かけるのって、心理的なハードルが案外高い気がします。
あの場所は気持ちよかったから行ってみようかな、とか昨日見かけた鴨がまた川にいるかな、などというくらいの感じだと、戸外に出やすいんですよね。
私の場合はいくつか典型的なコースがあって、なんとなく方向だけ決めて出かけています。
積極的に脇道にそれる・寄り道する
でも、その目的地やコースにとらわれることはしません。
気になった路地があれば入りこんだり、気になったものがあればそこで立ち止まり、時間を費やすこともあります。
こういう寄り道・脇道が散歩の楽しみだという気もしています。
自分の内側の気ままな流れに行動を沿わせていくのが楽しいし、好きなんです。
目的地に到着しなくてもよい
同じような意味ですが、寄り道を積極的にやっていくと時間切れになることもあります。
そぞリストにも日常生活はあるわけで、楽しい時間が無限に続くわけではありません。
というわけで、最初に決めた目的地にたどり着かないことも多いです。
でもそのことを気に病んだり、自分を責めたりはしません。むしろそんな時こそよい発見・新しい出会いがあった証拠なわけですから、いい「そぞ活」ができたと思うことにしています。
見慣れたものを無視しない
こんな風にお話していると、いかにもフワフワと、水草のように流れ歩いているように思われるかも知れません。
でも、内心はけっこう集中していたりします。
歩き始めこそ気持ちを楽にして広げていきますが、散歩中はけっこういろんなものに注意深く目をとめています。
新しい「寄り道のタネ」はないかな、という感じですね。
気づかないうちに自分のなかの考えをいじり始めていることもありますが、なるべく外の世界に目を向けるようにしています。
ダメだな、と自分で思っていることは、見慣れたものを無視してしまうこと。
似たようなコースをそぞる場合によくあるんですが、「あれはもう知っている」みたいな感じで高を括ってしまうと、新しい発見を見逃します。新たな出会いを邪魔するのって、自分の「考え」だったりするんですよね。そこをいったん外して、「もしかしたら知らないことがまだあるかも?」みたいな問いかけをもちながら歩くと、いい感じの出会いに恵まれやすいようです。
それで何になるのか、って?
そこは問わずにいきます。そぞ活なので(笑)。
「そぞラー」を仲間を募集してます!
ここに挙げたそぞ活のコツは、私の個人的な散歩の楽しみ方なわけですが、同じようなスタイルで散歩を楽しんでいる方も多分いらっしゃると思うんですよね。そんな「そぞラー」さんからのコンタクト、お待ちしています。
「気を読む」
最後にひとこと。
こんな感じで、もっぱら目的を決めずに散歩を楽しんでいるのですが、
「15年間も自分をひきつけている散歩の魅力というのはなんなのか?」
という問いをもたないこともありません。
自分でも意識できずにいた散歩の魅力、それは「場所を読む」ことなのかな、とこのごろ思い始めています。
車で移動しているとどうしても目的地に行くことに意識が向きます。
ですが、そぞ活風に散歩をしていると、その場所その場所に違った空気感・雰囲気のようなものがあることに気づきます。
風水などで「気(QI)」の流れの良し悪しが問題にされたりもしますが、こういうこととも関係があるのかも知れません。
ただ、これをオカルト的・超自然的なこととしてひとくくりにしてしまうのではなく、地形や水の流れ、風向きや、季節的な変化、そういったものとの関係を読み解いていくと面白いかな、と。
そういう地政・風土と、そこで育まれてきた歴史との関係や、パワースポットなどとも呼ばれる場所への関心も、同じ脈絡から感じるようになりました。
最終的な答えはでないかも知れませんが、こういう探求もふわっと楽しみながら「そぞ活」を続けていきたいと思っています。
出歩いている範囲は那珂川市(旧筑紫郡那珂川町)を中心に、福岡市、春日市、大野城市、粕屋市あたり。
ときおりドライブに出かけます。県外では平戸、生月、松浦、唐津方面。杷木・朝倉方面も好きです。
地域ブログの側面もあるので、訪れたお店の情報なども載せるようにしていきたいと思っています。