長崎は平戸にある田平天主堂。
昨日書いた貝殻焼き場辺りをうろうろしていると「ルルド」と案内がありました。
・・・ルルド?
むかし、19世紀の中頃のこと。フランスはスペインの国境にほど近い小さな町に、ベルナデットという少女がおりました。
ある日、郊外の洞窟の近くで少女が薪を集めていると、アレ、が現れたのです!
ちょいと(かどうかわかりませんが)ピンときた教会の神父さんは、そのアレが誰なのか尋ねてくるよう、ベルナデットに頼みます。
最初はなかなか答えてくれなかったらしいのですが、ついにベルナデットはその答えを持ち帰ります。
「け、そい、えら、いんまくらだ、くんせぷしう」
・・・
凡人にはちんぷんかんぷんな呪文ですが、これを聞いた神父さんはびっくり仰天!
思わず食べてたパンを吹き出し、、、たかどうかわかりませんが、ともかくそれは「私は無原罪のやどり」という意味・・・つまりは、聖母マリアだというのです。
はぁ〜?、と思ったアナタ、疑ってますね?
んなことあるわけないよ、あったら奇跡だよ、と?
でも字すら読めないベルナデットがそんな小難しい言葉を知っているはずもなく、神父さんはそのアレが聖母であると確信した次第。
実際、聖母に言われた場所を掘ると泉が湧き、その水は多くの人の病や怪我を奇跡的に癒しました。
その泉は地名をとってルルドの泉として広く知られるようになり、各地の教会でもそれを模したものが造られるようになったそうです。
それだけじゃありません。
教皇ピオ11世はこの聖母出現を正式に奇跡であると認定。
そうなんです、カトリック世界最大最強の権威をもって認められた、ガチな奇跡なんです。
ベルナデッタは修道女として生き、35歳の若さで亡くなったそうですが、遺体は死後もいたむこと無く、後には聖人に列せられたとのこと。
う〜ん、奇跡ってあるんだね!
と言いつつ、半信半疑なあっとですが・・・みなさんいかがでしょう?
(*上の記述には例によってあっとの脚色が入ってますのであしからず。ちゃんと知りたい方は以下のリンクなどをご参照くださいね。)

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