裂田溝公園(さくたのうなでこうえん)は清らかな水路沿いの気持ちのよい公園です。
子どもを遊ばせるにももってこい。のびのびと走り回ってもよし、川べりを散歩してもよし。遊具もいくつかあります。2017年11月の完成とあって、お手洗いもきれいで安心です。
今回はこの裂田溝公園について、那珂川市内散歩歴15年のわたしが、
- 場所や駐車場
- 遊具などの設備
- 開園時間
- 周辺の見どころ(史跡)
などレポートしました。
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裂田溝公園に行こう!
裂田溝公園は、日本最古の歴史書のひとつ日本書紀に登場する水路・裂田の溝の整備にともなって作られた公園です。
溝を「うなで」と読むのですが、水路を意味しているのですね。
水路の上流には那珂川があり、下流側には小高い山(岩門城址)が見えます。広々とした田園の向こうに小高く見えるのは安徳台。古くは源氏に追われた幼い安徳天皇が匿われていた、という言い伝えのある場所です。
散歩歴15年を超えた私ですが、最初の頃は裂田の溝に沿ったこのあたりを散歩コースにしていました。
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裂田溝公園の場所と行き方
裂田溝公園の所在地は、福岡県那珂川市山田540。
地図で示すと場所はここです。
車での行き方としては、国道385号線を大橋方面から下り、山田の交差点を越えたら一つ目の信号を左折。この角は伏見神社の手前になります。
左折後は道なりに少し進めば、右手に公園が見えてきますよ。
次のリンクはあなたの現在地からの経路を、地図で示します。
裂田溝公園の駐車場
駐車場は全部で43台。
グランドゴルフを楽しむシニアの方々や、お子さん連れのお母さんたちなどで常に車が入っている印象があります。
私がみている限りでは、満車になるほどではない、と思いますが。
もし満車の場合は、水路の向かいに二、三台停めることができます。下の写真で、茶色い帯と策の間に挟まれた三角っぽいスペースです。
裂田溝公園の設備と遊具
裂田溝公園にはメインのグラウンド(約4000平方メートル)と、その周囲のジョギングコース(一周約300メートル)のほか、フェンスで囲まれた球技広場があります。
水路沿いには東屋ももうけられていて、のんびりと水の流れを楽しむこともできるでしょう。
裂田溝公園全体の面積は約11,000平方メートル、なかには子ども用の遊具もあって、大規模なものではありませんが、日常的に遊ばせるのにちょうどいい感じがします。
裂田溝公園の開園時間
裂田溝公園は、いつでも駐車場に出入りできます。
入り口での施錠がないらしい(執筆時)。
ということで、24時間利用可能です。
と言っても夜は真っ暗でしょうから、遊びに行く人もいないでしょうけど。
裂田溝公園の周辺にある史跡
裂田溝公園の周辺には、史跡がたくさんあります。
すぐ近くに神功皇后がそこで祈願したと言われる御立石があります。
また、少弐景資のものと伝えられるお墓や、この地にハゼの実を持ち帰ったといわれる高橋善三氏の墓があります。
さらに、裂田の溝が取水している堰と伏見神社、冒頭書いた安徳台や岩門城址など、歴史ロマンを感じさせるものがたくさん。赤い鳥居が立ち並ぶ高津神社も、那珂川の穴場のパワースポットだと思います。
子連れで見て回るのはたいへんかも知れませんが、そぞろ歩きするには楽しいスポットに恵まれた場所です。
裂田溝公園周辺のレジャースポット
中ノ島公園
筑紫耶馬溪
安徳公園
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おわりに〜折々の裂田溝公園を楽しみましょう
6月ごろになると、裂田溝公園には黄色い菖蒲が綺麗に咲く一角があらわれます。
また夏休みには、裂田の溝に入って川遊びする子どもたちの姿も見られます。
裂田溝公園は、昔にかえったような気にさせてくれる、のどかな場所です。
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