樟の光のまとい方:平野神社・1

平野の大楠 パワスポ

隣の大野城市に、牛頸(うしくび)という地区があります。
変わった名前・・・というか、どうしても牛の生首を想像してしまうのは、自分だけでしょうか(^^;)

いわくありげなんですが、そこにとても素敵な神社があるんです。


牛頸神社って勝手に呼んでるんですが、正しくは平野神社。
本宮は京都にあるそうです。

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一の鳥居の前にちょうどこんな具合(↓)に交差点名が表示してあるんですよ。
T字路の突き当たりにあるので、とっても目立ちます。

牛頸神社って呼びたくなる気持ちもわかるでしょう? (^^;)

平野神社(大野城・牛頸)

日中は境内の緑に日が当たって、いつもきらきらしてるイメージ。
絵になるお社です♪

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きらめき感を演出してるのがこの鳥居脇の大樟。

神社にとって、樹、大事ですね(^^)

平野の大楠

地名については特に血生臭いいわれがあるわけではなくて、
このあたりから南に見える山のかたちが牛の首に見える、単にそういうことのようです。
当の山はもちろん、牛頸山と呼ばれています。
実際に見てみても、よくわからないんですけどね(^^;)

牛頸山は矢岳のちょうど東側に当たっていて、牛頸全体は那珂川からはひと山越えた場所という感じ。
車だとぐるりと回り道しなきゃなりませんが、もしかしたら山越えして来られる林道があるのかも・・・。

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一の鳥居から拝殿へ向かう参道。

地域の人にとても親しまれているようで、人の往来が絶えません。
こうして写真を撮るのでも、けっこうタイミングをはからなきゃならなかったほどです。
地域の暮らしに根付いていて、いいですね♪

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正暦二年(991年)京都平野神社の御分霊を筑紫の牛頸に勧請鎮祭する。
大竜寺山山頂に奥宮として後に仁徳天皇を奉祀する。
本宮の平野神社は延喜式名神大社二十二社の五位にして官幣大社。貞応元年(1222年)筑紫鎮護の祈祷料として御笠(みかさ)、莚田(むしろだ)、志摩(しま)、肥前、豊前(ぶぜん)に社領を勅賜さる。
古代の牛頸は須恵器を伝え作った人々の邑(村)であった。

本殿の裏手がちょっと小高くなっているんですが、これを読むと大竜寺山というらしい。
そこに奥宮があって、仁徳天皇が祀られています。こちらについてはまた後日(^^)

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拝殿正面。

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覗いては撮れませんでしたが、拝殿の中に立派な絵がいくつかかけてありました。

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拝殿の裏手、本殿と繋がっている部分です。
右が本殿側。

光の感じが木の風合いと相まって、いい感じです。

平野神社本殿(大野城・牛頸)

こちらが本殿。扉はしっかり閉ざされていました。
・・・にしても、地域の神社としてはなかなか立派ですよね。

そして、なかなか撮りきれませんでしたが、境内の建物や空間の光のまとい方がとてもいい具合だなと、あらためて感じます。
・・・ただし光がない夜は真っ暗で、ちょっとこわいです (^^;

見所はほかにもあるので、何度かに分けて書かせていただきます。
よかったらおつきあいください(^^)ノシ

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コメント

  1. 星華 より:

    こんばんは!
    ははぁ…牛頸って、そういうことだったんですね。
    私もてっきり、昔牛の首に関する何かがあったのかとばかり…(^^;)
    神社の雰囲気といい、祀られているあまり聞かない神様の名前といい、なかなかそそられます!
    続きを期待していますね(^∀^)

    • at より:

      こちらにもコメント、どうもありがとうございます(^^)/
      お返事が遅くなってしまい、失礼しました。

      ねー、やっぱり牛の首のイメージが湧いてきちゃいますよね(^^;)
      それと、そうそう、こちらの神サマ、自分も初めてです。これ書いた時は余裕無くて調べられませんでしたが、興味深いですよね♪

      町内のtwi友さんに教えていただいたんですが、梶原から牛頸方面へ抜けられる道が、やっぱりあるみたいですね。
      今度通ってみたいと思っていますよ♪

      よかったら、またよろしくお願いします(^^)

  2. あっとさん、こんばんは!
    那珂川のとなりにも素敵な神社があるんですね。
    建物がきれいで立派!
    そしてほんとに大きな樟!!
    その隙間から降りそそぐ虹色の光がきれい~☆
    光のまとい方ってあっとさんの表現がまた素敵です♪
    ほんと山越えできたりして!?こんどチャレンジしてみてください~(笑)
    矢岳、無事下山!ほんとお疲れさまでしたぁ!!(^o^)丿

    • at より:

      けいこさん、こんにちは(^^)
      コメントいただいてから日がたってしまってすいません(^^;)

      記事書いといてなんですが、なかなか写真撮るのって、難しいですねー、、
      複雑な光の感じを映したかったんですが、引きがとれなかったり、画面にうまくおさまらなかったりで、、、やっぱり写真て表現なんだなと感じましたよ。

      うん、以前試して途中で諦めてしまった道が、どうやら抜けられるようなので、機会を見て行ってみたいと思っています。

      いつも気にかけてくださって、ありがとうございます。
      わはは〜、矢岳のほうもおつきあい、どうもありがとうございました〜(^0^)/

  3. あっとさん、こんにちは。お久しぶり〜
    いつも感心させられますが本当に写真がきれい!写真から神社の風格が
    伝わってきます。京都にもT字路の正面に有名な神社があるよね?なんだったかな・・・
    あまりコメントできないけど、次も楽しみにしていますね^^

    • at より:

      とみぃさん、こんにちは〜(^0^)/
      見に来てくれて&コメントくださって、どうもありがとう〜♪

      ほめてもらって嬉しいです〜(小躍り♪)
      でも写真て、なかなか難しいですね(^^;)

      へー、京都にも有名なところがあるんですね。
      T字のつきあたりだと、かなり堂々とした印象になりますもんね。

      いえいえ、投稿してくれて、ほんとにありがとうございます♪
      お返事書くのも楽しみなので、よかったら何でもお気軽に、お願いしま〜す。

  4. かおたん より:

    あっちゃん、お久しぶりです〜^_^;

    平野神社、整然とした明るい場所ですね〜♪
    お決まりの大木もあるし!
    牛頸とはホント血生臭いイメージを持ちましたが、山の形由来なんですか〜。良かった、良かった!

    本殿への木の太鼓橋、渡りた〜い♪

    境内には人が往来してるんですか。憩いの場でもあるのかな♪
    素敵な神社ですね(^ー^)ノ

    • at より:

      かおたん、こんばんは(^^)
      見に来てくれてどうもありがとう! 忙しいのにいつもどうもねー!

      だよねー、首でもこわいけど「頸」ですからね、、、(^^;)
      ホっとひと息です。
      でもまぁ、し ょ せ つ あ る 、らしいけどね イヒヒ…

      わはは、本殿への、ね。あそこは普通は入れないもんね。でもそんな気にさせられます。なんかね〜余裕なくてよく見られなかったんだけど、いい水が出るのか、みなさん水を汲みに来ているようでした。
      人がいると神社も明るくなりますよね(^^)