社殿に向かって右側にまわりこむと、
摂社と末社がひとつづつありました。
こんな具合(↓)で並んでいます。
手前に写っているほうは摂社・高良御子神社。
ここ高良大社の主祭神・高良玉垂命の九人の子どもたちを祀っているそうです。
肝心の高良玉垂命の正体がよくわからないんですが、
九人も子どもがおったのね〜(^^;)
これほど著名な神社の御祭神が謎のままっていうのは不思議でもあり、
何かとっても大きな、歴史の秘密がありそうな気もしてきます(わくわく♪)。
お隣を見てみましょう(↓)
こちらは末社の真根子神社。
その名のとおり、壱岐真根子(いきのまねこ)を祀っています。
武内宿禰が異母兄弟の甘美内宿禰に陥れられて応神天皇に殺されそうになった際、
武内宿禰に見た目そっくりだったこの真根子が、自ら身代わりを申し出て自刃した、という伝承があるそうです。
高良大社は武内宿禰とのゆかりが深く、昨日の印鑰(いんにゃく)神社も御祭神も武内宿禰でしたので、壱岐真根子が祀られていることにも違和感ない感じ。
写真の説明には正義至誠の神、とあります。
泣けてくるね・・・
ところで今日から10月、神無月です。
日本中の神様が出雲に集まってしまい、地元に神様がいなくなるところから神無月と言われる、っていう話は聞いた事がありますよね。
実際、集まってくるほうの出雲では神在月という。
「じんざい」が「ぜんざい」になった、なんていう小話もありました。

ところが、ですよ!
なんとこの高良大社の神様は、出雲には行かない!
・・・・・
えぇ〜〜〜っ!(いいのか?)
なので出雲と同じく、筑後では10月を神在月というって話も・・・(未確認)

ほんとうなら驚きだし、出雲にも出向かない謎の高良玉垂神、どんだけ大物なの!
昨日みた印鑰神社は印と鍵を祀ってるらしいけど、この高良大社自体、歴史の鍵なんじゃ、、、(^^;)
コメント
え〜!出雲へ行かない〜!?
そんな神様がいらっしゃるとは!!
ホントに興味深い!
どーして?どーして?
どーして出雲へ行かないの?
急に高良神社、探りたくなりました(笑)
うん、出雲に行かない、ってのは、ホントならやっぱりインパクトありますよね。出雲より偉いのか、それともよっぽど仲良く無いか、、、いずれにせよ何か理由があるはずですから、知りたくなりますよね〜〜〜。
古代の出雲は一大勢力で、ヤマトとの抗争もあったと考えられているらしいんですが、その対立の構図のなかで、この高良神社のある九州・筑後の地がどんな位置づけになっていたのかも気になるところです。
こういう謎に当たるとラッキーて気がしてきます(^^)
興味持ってくれてありがとで〜す(・∀・)ノシ