高良大社の奥にある奥宮、
謎多き高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)を祀る高良大社の原点とあって興味津々、
鳥居から続く山道を奥へ奥へと下って行きます。
帰りはこの山道を登るのか〜、、、って、実はちょっとユウツになりつつ(^^;)、
社殿に着きました。
高良大社の堂々たる構えとは対照的に、こちらは奥宮感たっぷりなたたずまい。
何か問われているような、、、興味本位で来るなよ、みたいに言われてる気がしました。すいません。
扁額に微妙に色がついてるのも、ただならぬ霊気を際立たせます。
(ふつう扁額にこういう色使うかな)
正面。(ズゥゥ〜〜〜ン・謎)
拝殿なのでしょうけど、多くの神社と違って土足で中に入れます。
この造り・雰囲気は神仏混淆のものなんでしょうか。
高良廟、とあります。
昨日見ていただいた解説には、武内宿禰(たけのうちのすくね)の廟って書いてありましたから、それが高良廟ってことは、高良玉垂命=武内宿禰、って考えるのが自然に思うんですが、はっきりとそうなっていないってのには、何か理由があるんでしょうかね。
その解説にもありましたがこの高良廟、後に毘沙門堂として信仰されるようになったということです。
仮に高良の神サマが武内宿禰だったとしたら、イコール毘沙門天てことにも・・・(^^;)
中はこんな感じ。
裏手に回ると石塔がありました。
もしやこれが宿禰の墓?? とも一瞬思いましたが、昨日の解説に出て来た石造宝塔がこれなんでしょうな。
だとするとこれは室町時代。
武内宿禰が活躍したのよりはずうっと新しい時代の塔です。
謎を深める奥宮・高良廟、歴史的事実はどうあれ、ここが特別な場所であるってことを山あいの霊気が示してる気がしました。
もしかするとその霊気が、時代・時代の信仰を呼び寄せて、いろんな神様が歴史的に積層していったのかも知れないな、なんて風にも思いました。
とにかく・・・夜は来れないと思う(^^;)
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