久しぶりに丸ノ口古墳に行ってみました。
ずうっと前に訪れた記憶がかすかにあるのですが、
何となく行っただけだったので漠然とした印象しかありません。
今また見たら何か発見があるかも♪
那珂川町の住宅地が広がる地域の、西の隅にあたります。
このさらに西側は山なんですよね。
入り口はこんな(↓)感じ。
左側の階段を登ると全体が見渡せる、と案内図にありました。
階段は得意じゃありませんが・・・
おー、なるほど!
立派な円墳がいくつか見えます。
でも上のほうの盛り土が無くなっちゃってますね、、、
歩を進め、階段を降りて振り返ると、今見渡した足下も古墳だったと気づきます。
日拝塚古墳では、くずれるから登っちゃだめって書いてありましたが、
この丸ノ口古墳では、「登ったら一望できます」、、って。
春日市と那珂川町の意識の違いでしょうか(^^;)
扉の奥をのぞいてみました。
うまく撮れませんでしたが、けっこうしっかりした玄室。
脇にあった解説板によると、丸ノ口古墳群VI群2号墳って呼ばれていて、
石室の壁に同心円文と、船や波と思われる絵が見られる、とありました。
何と、装飾古墳なんですね!
6世紀後半のものと見られているそうです。
いまから1500年前かー・・・
こちら(↓)はさきほど見た、右のほうにあった古墳。
ちょっと小ぶりです。
これ(↓)はさっきは見えていなかった。
小さい上に、ほとんど崩れてて、石室がわずかに古墳の跡を留めているって感じ。
V群9号墳とあります。
それぞれにこういう説明板が添えられています。
さて、こちらはちょっと大きめ。
玄室に通じる通路を進むと、
保護された石が見て取れます。
この古墳にも石室に絵が描いてあるんですね。
玄室に絵が描かれた古墳は、ここより南のほう、筑後地方から熊本あたりにかけて見られるそうです。
このあたりではけっこう珍しいケースなんじゃ、、、
以前来た時はこの古墳を見たところで引き上げたんですが、
ちょ、、
奥にまだまだある(↓)みたい。(やっぱり気づいてなかったことがありました、)
どんだけあるのやら(^^;)
ていうわけで・・・ページも重くなるので、
分けて書きますね。
コメント
北中のそばですよね?
学校ができてすぐに行ったことがあって、その頃は草も植えられたばかりでしたが・・・
結構いろいろなものが見られる場所だったんですね!
続きも期待しています(*´∀`*)
そうそう、北中の隣って書こうとしてたところです(^^)
これほどの古墳群、もうちょっと注目されていてもいいんじゃないか、とあらためて思いました。それに掘ればもっと周囲にいろいいろありそうな感じもしたんですよね。西側の斜面に妙に大きな石が点々としていて、あれも調べがついているのかな・・・あ、ミリカに行けば何か資料があるかも知れませんね(^^)
あっちゃん、お久しぶり〜(=^_^=)
丸ノ口古墳、たくさんあるんですね〜!
どれも真ん中陥没ですか?
それって作り方の違いですかね?
他の大きなタイプって前を入り口にして掘り進めて棺を収めるけど、これは小さいタイプに見えるから上から棺を入れたのかな?なんて考えますが?
いや、そんなことないか。ただみんなが登るから陥没しただけ?
あれこれ勝手に考えてみたりして(笑)
続き楽しみ〜♪
かおたんこんにちは!
またのご訪問、ありがとうございます。そしてひとつひとつの記事に丁寧なご感想、感謝です!
なるほど、そういう考え方もありですね。
そこまで考えてなかった、さすがかおたん〜(^-^)
いずれにしても、価値に気づいて保全した時にはすでにこんな姿になってしまっていたんでしょう。盗掘なんかもあったのかも知れませんね。
もの言わぬものが今もイメージを刺激してくれるのは嬉しいですね〜♪