自然は時として奇妙な姿をあらわにし、
われわれ人間を困惑させ、かつ魅了します、、、
などとかっこつけてスタートしたのには、訳があります。
ついにわたしの散歩帖にも、この場所を掲載する時がやってきました!!
中ノ島公園を少し通り過ぎたところにある、
ここが市ノ瀬の臨時駐車場!
・・・じゃなくって(^^;
駐車場を過ぎたところにある田んぼ。
その奥に小さな不動産屋さんの看板があって、、、
そのすぐ隣の、これぞ!
コォォォォォォオォ・・・・(jojo風にお読みください)
市ノ瀬のつっぱり石
ドォォォォーン!
て、何のことだかわかりませんよね(^^;
今を去ること1976、昭和にして51年の昔、
那珂川の史誌習俗を編み上げた『郷土誌那珂川』が刊行されました。
その書中・市ノ瀬編の中に登場するのがこの「つっぱり石」
私・あっとが長い事探しあぐねていたご町内史跡のひとつです。
市ノ瀬って言っても広いよなぁ、、、って途方に暮れていたところ、
twi友の星華さんがblogで紹介してくれてて小躍り♪(ツボがけっこう一緒かも)
中ノ島公園に行ったのを機会に、しっかり見てきました。
手元に今『郷土誌那珂川』がないので星華さんのblogから引用させていただきます。
昔の子ども達は、次の日が晴れて欲しい時は、この大石を竹などでつっぱり、
雨になって欲しい時は、この手前の小さな溝の水をかき混ぜて濁らせていたらしいです。
(つっぱり石の前からは、中ノ島公園まで見渡せます。)
誰が始めたのかも、いつからの話なのかも皆目わかりませんが、昔の何気ない暮らしのシーンがほのかに伝わってくるようで、ほっこりします(๑´︶`๑)。
もちろん竹がこの大石を支えているわけではなく、石自体が地面から突き出る形で安定しています。
どんな経緯でこういう状態になったのかも気になりますが、自然が偶然に作り出す奇妙な光景に人々の気持ちが集い、やがて神々しいものになっていく、その過程のひとつのようにも思えます。
コメント
面白い名前〜!つっぱり石?と思ったら石自身が突っ張ってるのかと思いきや、晴れてもらうために竹の棒でつっぱるのね(*^^*)
降ってほしければ溝をかき回して濁らすとは。誰が始めたのかなんか風土に馴染んで素敵なお話ですね〜。
そんな神々しいものじゃなきゃ、私なんか上に座って一休みしたいようないい石なんですがね〜^_^;
現在も竹の棒が突っ張って置いてあるのかわ微笑ましい〜。
これぞ地元のブログという感たっぷりで楽しいです(*^^*)
かおたん、こんばんは〜♪
そうでしょー、こういうの好きなんですよね。
古墳とか神社とか、そういうしっかりした史跡もいいけど、
人が暮らすなかで、言い伝えで残って来たようなところ。
傍から見るとちょっとわけがわからなかったり、、、あの竹とかねw
そこがまた楽しい(*^^*)
こういう記事で喜んでくれるかおたん、嬉しいです♪♪♪
お、ついに行かれたんですね!
本当にいいですよね、自然の不思議を感じられますし、子どもの頃を思い出します!
…さらにもう一つ言うと、この石は男の神様で、女の神様が住む脊振山を向いているそうですよ♪(「魅力探訪なかがわ 文化財イラストマップ」より)
星華さん、コメントありがとうございます!
てか、勝手に引用までさせていただいちゃって、、、恐れ入ります〜(*^^*)
でもおかげで、風早神社なみに気になってた場所を見つけられて、ほんとに喜んでます。ありがとう〜〜〜〜〜〜〜\(^0^)/
あー、そうでした! 聞いた事あります。
陰陽石的な見立てでしょうかね(^^; いかにもな感じもして、クスっとくるお話ですね♪
町内まだまだ行くところ、知らないところありますよね♪