那珂川市内の桜の名所、というか私のお気に入りの穴場を、このblogではいくつか紹介しています。
なかでも高津神社の参道脇の桜はかなりレアというか、ちょっとマニアックな桜スポットと言えるかも知れません。
クセがあるので、場所の情報のほか、行く場合の注意や駐車場など書き添えます。
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高津神社(那珂川市)の参道脇の桜の場所
那珂川市内を縦断する国道385号線。福岡市の大橋方面から下ってくると「山田」交差点があります。
そこを左折して進むと、右前方に山が見えてくる。
で、その山腹に、季節になるとピンク色に染まるエリアがあらわれるんです。
これが今回スポットを当てたい「高津神社参道脇の桜」。私がそう呼んでいるだけで、正しい名称があるわけではないですが。
実は、桜の時期に先立つ2月、ちょうど梅が盛りになる頃、このすぐ近くに、やはり同じようにピンク色になる場所が出現します。
写真で示すと左側の赤丸部分がそれ。「ハツミヨザクラ」として最近人気の桜スポットです。すでに花期が終わり新緑の色になっていますが、別の記事で花盛りの頃の探訪記をまとめています。よかったらご覧ください。
今回はそのハツミヨザクラとは別の、右の赤丸部分に現れている桜スポットが主役です。
高津神社の桜スポットへの行き方
目指すピンクゾーンは、高津神社の参道脇にあります。
というわけで、とりあえず高津神社へ向かいます。
のどかな田園の中を進んで行くと、立派な赤鳥居が見えて来ます。
その下をくぐり、さらに進んでいくと山へ登る参道が現れます。
知る人ぞ知る高津神社ですが、どこかのインスタスポットと同じく、参道には赤鳥居が並んでいるんです。
ただ、日当たりの加減なのか、写真に撮ってもあまり “映え” ない。いや、私の腕がよくないせいかも知れませんが。
高津神社の桜を見る時の注意点
この参道が桜のトンネルになっていたら、もっと人気のスポットになっていたでしょう。
ですが、遠目にピンク色に見えた山腹のエリアは、この参道から少し山に踏み入ったあたりに位置しています。
階段をしばらく登って進むと、右に大きく曲がる場所があるのですが、そこへ至るまでのどこかから、山に入ることになります。
山道ですから、それなりの準備が必要です。
踏み入っても大丈夫な靴とか、藪をかきわける手袋などもあったほうが安心です。
距離はほとんどすぐなのですが、春先ならヘビがいる可能性もありますし、顔が蜘蛛の巣にひっかかるかも知れないです。
と、そんな苦労をしてたどり着いても、一般的な桜の名所のように、桜の花を間近に見ることはできません。
ここの桜はかなり高いところで咲いているんです。
ただ、これはこれで独特の魅力があって、季節が来ると味わいたくなる。
空の高いところに、うっすらと広がる薄雲みたいな感じ、とでもいいましょうか。
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高津神社の桜の見頃はいつ?
この写真は参道を降りるときに撮影したものです。
桜の時期の終わりには、この参道に花びらが舞う光景を見られることがあり、なかなかの風情。
高津神社の桜を味わうなら、桜の季節の終わり頃に訪れて、この参道を舞う花吹雪を狙うのがよいかも知れません。それなら無理に山に踏み入らなくても済みますし。
那珂川市の高津神社の場所
那珂川市の高津神社は、史跡として少し有名な裂田溝(さくたのうなで)の近くにあります。
地図で示したほうがわかりやすいでしょう。
高津神社(那珂川市)の駐車場
高津神社には駐車場がないので、少し離れた場所に車をとめて歩いて行くことになります。
裂田溝に小さな駐車場がありますので、そこを利用するといいでしょう。
この駐車場から、水路と垂直を成している道を歩いて行くと、最初のような感じで赤鳥居が見えてきます。ゆるやかな上り坂になっています。
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おわりに〜高津神社の桜を見に行く時間帯はいつごろ
山肌は西に面しています。日中から夕方にかけて訪れるのがオススメです。
人気のない場所なので、暗くなるとちょっとこわいかも知れません。
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