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福岡から近くなった平戸
この週末を利用して、平戸までドライブしてきました。
私は平戸が大好きで、古くから大陸に向かって開かれてきた歴史を思うと、わくわくします。
以前はわが町那珂川から遠いのが難でしたが、西九州道の無料区間のおかげでずいぶん近くなりました。
慈眼桜の魅力
平戸の魅力スポットは数えきれませんが、この週末は桜の開花がジャストタイミング。
それで平戸島にあるという慈眼桜を見に行くことにしました。
慈眼桜のことは今回のドライブに際して調べていて偶然見つけたのですが、推定樹齢約140年、高さ約10メートル、幹回り約3メートルの大木とのこと。写真で見るとなるほど枝振りも見事で、約20メートルとされる枝幅が、高さとよく調和しています。
上の写真は私が撮ったものです。実際に見ると、小振りな花がソメイヨシノとは違った魅力を醸し出しています。
暗がりに小さな灯火が灯ったような趣を私は感じました。
そして、同じ木であるのに花色が微妙に違っているのも、目を楽しませてくれます。白っぽいのと、やや赤みが強い花が混在しているんです。(ボケててすいません。色味中心でご覧下さい。)
種類としては、オオシマザクラに近いサトザクラだそうです。
見所のライトアップスケジュール
私は見られませんでしたが、夜はライトアップもされているそうなので、時間に余裕がある方にはお勧めです。
開催時期は2016年は3/30から一週間ほどの予定。
午後7時から一時間ほど。雨の日以外の開催だそうです。
慈眼桜の読み方と名前の由来
ところでこの慈眼桜、何て読むのか疑問に思い、観光協会に尋ねてみました。
「じがん」?、「じげん」?、はたまた全く違うのか?
正解は「じげんざくら」だそうです。
なぜこの名前になったのか、由来まではわかりませんでしたが、近くには慈眼岳という標高約372メートルの山があるので、この地名由来かと思われます。
ライトアップを主催している地元の「慈眼桜を守る会」(永田順三会長)にお尋ねしたら、もう少し詳しくわかるかも知れませんね。
慈眼桜への行き方、駐車場
慈眼桜は平戸の木ケ津(きがつ)という場所にあります。
古い協会が点在していることで知られる平戸ですが、中でも有名なのが紐差教会。平戸大橋を渡ってからは、この紐差教会へ向かうとわかりやすいです。
その先は県道60号線に入り、木ケ津教会を目的地にすれば間違いないでしょう。近づくにつれ、慈眼桜の案内もあちこちに立てられていました。木ケ津教会までたどり着けば、もう少しです。
ただ教会から先の道はとても狭く、離合が難しいので気をつけてください。
駐車場は慈眼桜の近くに数台分。周囲にもう数台分あります。
私が行った時にはツアーらしきバスが来ていて驚きました。
最盛期でどのくらいの人が来るのかわかりませんが、私の時はほぼ満車だったものの、何とか駐車できました。それほど長居するところでもないので、回転はよいのではと思います。その分、離合がちょっと心配かな。
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教会と桜の両輪で
いつもあるのかどうかわかりませんが、近くに農産物などを販売している小屋がありました。
多分地域の方々が運営されているのでしょう。慈眼桜は木ケ津教会とともに、地域の関係を支えているのでしょうね。
慈眼桜そのものもこの時満開でしたので、今年行くのでしたら、急いだ方が吉です。
かわいらしいベンチに気遣いが感じられますね。
[データ]
慈眼桜:平成22年に平戸市の天然記念物に指定。
所在地:長崎県平戸市木ヶ津町木ヶ津カトリック教会付近
問合せ:0950-23-8600 (平戸市観光協会)
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