アンパンマンのパッション

そぞ活

七夕の頃、アンパンマンについてあれこれ考えたのですが、
それ以来、散歩する私の頭のまわりを、
とっても小さなアンパンマンが飛び回るようになりました♪


公然の秘密、っていう言い方がありますよね。

表向きは秘密にされてるけどみんな知っている、っていう意味だそうです。
O倉さんのカ×ラみたいなことですよね。 彼はカメラのマニアらしいですが(^^;)

で、これと全然逆に、みんな知ってることなんだけど実はみんな知らない、
みたいなことって、けっこうありそうに思うんです。

あまりに知ってるだけに気づかれにくい、みたいな感じで。

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私にとってアンパンマンの詩はそういうものでした。
私のアンパンマンへの思い入れに興味のある奇特な方がいらしたら、こちらの記事もご覧ください。

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愛と勇気だけを友達にするって、考えてみたらすごいことですよね。

友達って信じるものだから、愛と勇気だけを信じるってことかも知れない。

たとえ胸の傷が痛もうと、その生き方にこそ生きる歓びを感じる、
このフレーズに彼の情熱・受苦(=パッション)をひとたび感じとってしまうと、
アンパンマンのマーチを涙無くして聞くことは不可能です。

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でも、愛と勇気とか、日常会話の中で口にする人いませんよね。

本気で言ってたらちょっと滑稽です。
へたしたらあぶない人扱いされかねないかも。

こういう感覚ってどこから来ているんでしょう?
いったい何が、愛と勇気という言葉を空疎で場違いなものに感じさせているのかな。

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ともあれそういう雰囲気の中で、
大人なら決して口にすることのない根本的な問いを、
アンパンマンはいきなり斬りつけてきます。

なんのためにうまれて、なにをしていきるのか?
なにがきみのしあわせ? なにをしてよろこぶ?

そしてこの問いを何度も耳にしながら、
私たちはその都度、既知のアニメの歌詞として片付けてしまう。

そういうわけで、小さなアンパンマンは私の周りを今日もまわりつづけています。
どういうわけなんだか(^^;)

コメント

  1. あっとさん、こんばんは♪今日こそは!です。
    いやー深いね・・・深い・・そこまで考えてアンパンマンの歌を聞いたことがなかったなぁ・・
    日本人の特徴じゃないでしょうか?愛や勇気を表現するのは欧米人には勝てないよね。
    そんな日本の大人が面と向かって言えないことを、この歌詞に載せてるなかな?
    そして、子供たちに自然に染み込ませてたりして。なーんて思いました。

    • at より:

      とみぃさん、おはよう〜(^^)
      コメントありがとうね! お手数おかけしてます。

      自分で書いといてナンですが、半分はいつものワルノリみたいなとこもあるんで(´⊆`*)ゞテヘヘ.
      でもアンパンマンにはこうした背景があるらしいとは言われているようですね。
      繰り返し口ずさんでいるうちに、無意識に影響されるということも十分にあり得ると思います。でもそれを阻んでしまうものも強くあるんだろうなぁ、何なのかよくわかりませんけど。
      ライブ楽しみですね(^^)/

  2. かおたん より:

    あっちゃん、アンパンマンの歌、大好きなんですね♪
    愛と勇気って本当に生きていく上で大切なもの!
    愛だけあっても勇気がないと実践していけない。
    私は常々、優しさと強さが信条なのですが、それは正に愛と勇気なんだとあっちゃんのブログを読んで思いました♪
    いけないことはいけないと言える勇気、そして相手を思いやる愛。一人一人ができたら素敵な世の中でしょうね♡
    まずは自分が実践です♪
    あっちゃんも同じ気持ちなのかなと嬉しくなりました♪

    • at より:

      かおたん、こんばんは(^^)

      アンパンマンの主題歌、かめばかむほど味が出るって感じで(´⊆`*)ゞテヘヘ.
      優しさと強さ、かおたんらしいですね!
      ぴったり一致♪ 私も嬉しいです。言い方としては愛と勇気より身近で自然ですよね。

      身を削ってでも与える勇気、ひと昔前はそういう人がいたら尊敬されたように思うんですが、最近は変わり者みたいに言われかねないような・・・いつからこうなったんだろ、、、